超・希少なロシア軍連邦警護庁(FSO)の大統領連隊の大佐が所有していた礼服一式セットになります。連邦警護庁は、ロシア連邦において大統領を始めとする政府の重要人物の警護、および政府庁舎の警備を主管している機関で、いわばロシア版シークレットサービスとも言えます。ソ連時代はKGBに所属しており、かなりレアな部署となります。制服や制帽にはKGB・FSBとも似たロイヤルブルーのラインが入っています。超レアな大統領連隊徽章が右胸に付いており、またFSOでの卓越した働きを讃えるバッジとメダルがそれぞれ左胸に付いています。制服が更新されて以降、全く違うスタイルになってしまいこの裁断のタイプは既に見かけなくなり、ロシア国内の取引サイトでもびっくりするような価格で売っていたりするので日本でこの値段は結構お得だと思います。写真の物全てが付属いたします。おまけで将校用の礼装白手袋もおつけします。左腕のワッペンに若干の白い変色があるので少し値段を低くしますが、それ以外はとても綺麗な状態です。こちらの礼服はその中でもかなりハードルの高い儀仗部門、通称「大統領連隊」の物となります。第154連隊と同様クレムリン連隊と呼ばれることもあります。本部隊は大統領の直轄連隊で、クレムリンや無名戦士の墓の警備及び儀仗を行います。隊員は立哨中微動だにせず、よそ見はもちろん咳やくしゃみ、あくびも我慢し、観光客の自撮りに巻き込まれたり話しかけられたりしても無視を貫き、さながらバッキンガム宮殿の近衛兵のような風格です。1918年に設立され、既に100年以上の歴史を持つ連隊です。大統領連隊に入隊すると多種多様な社会的恩恵が受けられます。様々な選抜条件があり、これらの条件をクリアしても更に内部で厳しい選抜があります。こうした恩恵もあり、厳しい選抜や訓練があるにもかかわらず毎年新兵募集には定員を遥かに上回る希望者が集まるそうです。その中で指揮官クラスである大佐に登り詰める素晴らしい方の持ち物になります。私が着るのも畏れ多いので基本的には家に飾り、一種の芸術品のように大切に扱っておりました。この度コレクション整理で出品します。【サイズ】52-4 L程度身長170〜180cm前後　胸囲100〜104cm 袖丈:64cm ウエスト91〜94cmズボン全長103cm 制帽59cm